NPO法人 シニアボランティア経験を活かす会ではJICA海外協力隊が任期を終えて帰国した際、その活動を広く知っていただくために帰国報告会を開催しています。 JICA海外協力隊を目指している方はもちろん、派遣された国々に興味をお持ちの方や発表者の活動分野/職種に関心をお持ちの方もぜひご参加ください。
日時:2023年6月24日(土)13:00~17:00
主催:NPO法人 シニアボランティア経験を活かす会
共催:JICA東京
会場:JICA東京 4階セミナールーム411+リモート参加(Zoom使用)
会費:無料(どなたでも自由に参加できます)
6月24日(土)に2023年上期 JICA海外協力隊帰国報告会をJICA東京で開催します。海外協力隊から帰国した皆様より、赴任国での活動内容や、現地での暮らし、文化、自然、人々との触れ合いなどを活き活きとした言葉で語っていただきます。これから海外協力隊を目指す方や、国際協力に関心をお持ちの皆様、是非ご参加ください。お待ちしています。
事前申込が必要です(下記参加申込手順参照)
※参加申込手順※(締切6月23日(金)17:00)参加希望者は締切までに次のURLをクリックして参加申込フォームを開き、必要項目を入力のうえ送信してください。リモート参加につきましても、招待メール準備の都合上、上記日時までの事前申込をお願いします
https://forms.gle/NFuMPpqf17q9FFNf9
発表者 | 派遣国 | 職種 | 活動概要 |
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13:00~17:00 | |||
開会挨拶 | |||
なりたゆか 成田 祐香 | ブラジル | 小学校教育 | サンパウロ市の日系2世の校長先生が創設した学校で日本文化の授業と運動会・音楽会等のイベントの企画運営を担当していました。人種のるつぼの国で様々な体験をしましたのでご報告いたします。 |
いずみあさ 泉 安佐 | タジキスタン | 日本語教育 | 日本語教師として、大学の日本語履修生に直接指導、新人の日本語教師への教え方指導、弁論大会支援等、6ヶ月間という短期間の中、慌ただしくも奮闘しました。6年の歳月を経て2度目のタジキスタン派遣となりましたが、変わったこと変わらなかったことは何か等についても、考えてみたいと思っています。 |
いちかわりゅうのすけ 市川 龍之介 | フィリピン | 防災・災害対策 | 現地の災害対応力強化のために、地図などの基礎的な空間情報の整備と災害対応用のスマホアプリケーションの開発をしました。新型コロナウイルスの影響で2020年3月末に帰国したため、契約満期まで国内で実施した活動も併せて発表したいと思います。 |
おくやまみどり 奥山 碧 | マレーシア | 青少年活動 | 居住地区の95%がイスラム教徒のイスラム州社会福祉局児童課にて、放課後子どもの防犯の役割を果たす「子どもセンター」と、非行歴のある女子中高生を保護する「児童養護施設」の二か所で、子どもの健全育成のためのプログラムを企画実施してきました。 |
おがわらまさる 小鹿原 賢 | アルゼンチン | 剣道 | コロナ禍により中断していた剣道指導を再開するとともに、CONFRA(日系スポーツ国際親善競技大会)の参加・協力が大きな活動となりました。コロナ後の任国の剣道や生活の様子を報告いたします。 |
いいぶちかずき 飯渕 一樹 | ボリビア | 環境教育 | 2014年~2016年まで、最寄りの大都市から240km離れた田舎町・コマラパ市の役場で活動し、学校やコミュニティでのゴミ分別指導のほか、環境系のプレゼン全般や生ゴミ堆肥化センターの運営改善などに関わりました。 |
講評/閉会挨拶 懇親会 |
帰国報告会の詳細はこちらの開催案内をご覧ください。
ダウンロードもできます。
日時:2022年12月3日(土)13:00~17:00
主催:NPO法人 シニアボランティア経験を活かす会
共催:JICA東京
会場:JICA東京4階/セミナールーム411+リモート参加(Zoom使用)
12月3日(土)に2022年下期 JICA海外協力隊 帰国報告会をJICA東京で開催しました。当日、好天に恵まれ会場のJICA東京には23名、リモートで全国/海外から47名、合わせて70名という多くの皆様に参加していただきました。今回は青年3名、シニア3名の計6名の方より素晴らしい発表があり、参加者や発表者からはたくさんの感謝や感動のコメントが寄せられました。以下にその一部を紹介します。
◆全ての報告が興味深く勉強になりました。
◆いつもながら素晴らしい企画でした。森さんの進行役は良い気配りがあり立派でした。
◆開催困難な状況でありながら、良く開催していただきました。発表は皆さんとても素晴らしかったです。
◆ネパール/野菜栽培:実質1年足らずの現地活動で、かなりのことを実施されたバイタリティーに感動いたしました。日本農業の国際競争力改善にも活用できそうですね。
◆マラウイ/公衆衛生:僅かな野菜しかない地で、養鶏までしてタンパク質を補い、劣悪な設備、高い出産死亡率および乳児死亡率、栄養不良等々の中で、出来ることに取り組み、僻地の村落で働いた勇気と忍耐に拍手を送りたい。その行動は、多くのものをその地に残したことでしょう。
◆ウズベキスタン:二重内陸国ってあったのですね。タシケント・サマルカンドなど懐かしい名前に関心を持ちました。
◆ネパール/野菜栽培:大学の勉強だけでない身に着いた農業技術・知識で、いくつかの農家集団を適切に指導し、その中で現地の有機農業の現状を理解し、そのうえで、自分の将来をしっかりと考えた点を高く評価したい。
◆厳しい任地での環境がありながらも前向きに活動されている様子を知ることができ大変参考になりました。ありがとうございました。
◆講演者のマイクが素晴らしくいい音声で,技術スタッフの皆様の向上へのご努力が偲ばれました。
◆発表者はいずれも25分という短い発表時間を有効に使って、決められた時間内で終了したことは素晴らしかった。発表内容も多くは大変感動的であった。主催者側もIT技術から懇親会に至るまで、様々な問題をクリアして成功裡に導けたことは良かったと思います。
◆海外活動経験を通して、物の見方・考え方が大きく変わったという報告を聞き、活動の内容と共に感動しました。そして、このような価値ある活動をより多くの方々、特に若い方々に経験していただくことは、これからの日本を考える時、大事なことであると思いました。
◆コロナ感染拡大のため帰国隊員の人数が少ない中、実施していただき貴重な報告をお聞きすることができました。これから派遣なので、先輩方を見習って頑張りたいと思いました。ありがとうございました。
◆赴任した地域と活動、両方のことを聞くのに1人30分はちょうど良く、SVの方もJOCVの方も年齢層、職種、国と登壇された方々がバラエティに富んでいて、人選のバランスも素晴らしかったです。一点だけ、隊次がわかるとコロナ禍で一時帰国した方もどのくらいの期間活動したかがだいたいわかるので、発表の際に全員の方が隊次もお知らせいただけるとよいと感じました。
◆司会の方が、会場とオンライン参加者との一体感を持たせるような進行をしていてよかったと思います。
◆会場での参加だけではなく、全国の希望者も参加できる運営方法はとても素晴らしいと思いました。
◆Zoomと対面の併用で、気軽に参加しやすいと感じました。
また、会の後の懇親会では、色々な方とお話できてよかったです。
◆自身の活動を振り返る良い機会を頂きましてありがとうございました。また、他の皆さんの活動も聞けて大変勉強になりました。またこのような機会があれば是非参加させて頂きたいです。この度はありがとうございました。
◆毎年2回の報告会を開かれていることについて、担当されている方々の思いが十分に伝わってきました。参加させていただきありがとうございました。
◆青年が参加し、充実した活動報告でした。海外協力隊になって幅広い世代が報告会を聴きにくることが予想されるので発表者がシニアに限らないのは良いことだと思います。
横濱美帆さん
マラウイ
松村妙子さん
パラグアイ
細川敦子さん
パラオ
石川千夏さん
ウズベキスタン
服部 正さん
コスタリカ
石川栄貴さん
ネパール
司会:森 妙子理事
講評:JICA東京 田中 泉所長
発表者 | 派遣国 | 職種 | 活動概要 |
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13:00~17:00 | |||
開会挨拶 | |||
よこはまみほ 横濱美帆 | マラウイ | 公衆衛生 | 電気、水道のない僻地の村で、主に乳幼児健診の技術指導と、健康教育を行なってきました。火を起こし、井戸の水を使い、畑や養鶏をしながら、村人と共に村の公衆衛生改善に取り組んできた様子をご報告します。 |
まつむらたえこ 松村妙子 | パラグアイ | 日本語教育 | 移住から80年経って日本語を母語としない世代が増えて、日本語教育も変わらざるを得ない時期に来ていました。エンカルナシオン日本語学校に何ができるのか、現地の先生といっしょに考えました。 |
ほそかわあつこ 細川敦子 | パラオ | 栄養士 | 教育省フードサービスプログラムに於いて、スタッフと共に、全公立小学校と公立高校の学校給食の向上を目指し活動しました。コロナの影響で2020年3月末に帰国し、昨年12月から6か月間再赴任しました。 |
いしかわちなつ 石川千夏 | ウズベキスタン | 体育 | 首都タシケントにある女性職業訓練高等学校で体育の授業を担当していました。エアロビクスやヨガ、体つくり運動などを中心に行い、その他にも小学校や大学、地域の卓球チームなどでも活動しました。 |
はっとりただし 服部 正 | コスタリカ | 体操競技 | 環境に優しい国コスタリカで、体操競技の技能向上と普及を目的に活動をしていました。人々の優しさや自然環境の美しさがあり、そしてエコツーリズムを全面的に推し進める幸せの国コスタリカの紹介を中心に説明していきます。 |
いしかわひでたか 石川栄貴 | ネパール | 野菜栽培 | 農業普及センターに配属され、ゴルカ郡内の農家を巡回し有機栽培の技術指導、普及活動を行っていました。活動の背景には化学肥料や農薬の過剰利用による土壌汚染や健康被害問題がありました。 |
講評/閉会挨拶 懇親会 |
NPO法人・シニアボランティア経験を活かす会ではJICA海外協力隊として開発途上国で活動を終えて帰国された方々が 「任地での経験を活かすような社会生活を送って頂きたい」とのメッセージを込めて帰国時オリエンテーションをおこなっています。
概要は以下のとおりです。
場所: JICA地球ひろば(東京・市ヶ谷)
時期: 帰国時、年3回程度
主な内容:
帰国後の生活についてのアドバイス
– 長期に亘り住んでいる地域と密着した社会還元活動をされてはどうか
– 社会還元活動の実例
– NPO法人・シニアボランティア経験を活かす会の活動内容と実例
協力隊まつり2023が開催されました。JICA地球ひろば(市ヶ谷)の来場者は昨年と比べ2倍以上に増えましたが、コロナ前と比べるとまだ半分程度に留まっています。
当会はJICA地球ひろばに出展し、JICA海外協力隊(シニアボランティア)の応募相談、一般向けの国際理解のクイズなどを行いました。
2023年4月22日(土)、23日(日) 10:00~17:00
JICA地球ひろば(市ヶ谷)およびオンライン(Zoom)
協力隊まつり実行委員会
独立行政法人国際協力機構(JICA)
青年海外協力協会、協力隊を育てる会、新宿区、新宿区教育委員会
協力隊まつりホームページ https://jocvmatsuri.online/
協力隊の応募相談や子供たちとクイズで交流(4月22日)
来場者とクイズで交流(4月23日)
当会ブースの説明員スタッフ(4月22日)
4月23日24日の2日間、協力隊まつり2022リアル&オンラインが開催されました。今回はJICA地球ひろば(市ヶ谷)に加え、JICA関西(神戸)会場、オンライン(Zoom他)もある地域を超えたイベントになりました。
当会はJICA地球ひろばに出展し、JICA海外協力隊(シニアボランティア)の応募相談、子ども向けの国際理解のクイズなどを行いました。
当会ブースの説明員の皆さん(4月23日)
来場者とSDGsクイズで交流(4月24日)
JICA海外協力隊の応募相談(4月24日)