JICA(独立行政法人 国際協力機構)は開発途上国の発展を支援するため、実務の経験と知識を持った人達を「JICA海外協力隊」
として派遣しています。この人達は海外旅行などでの体験とは違った、海外協力隊ならではの様々な体験をしてきています。
赴任国で体験した、生活、文化、人々との触れ合い、苦労、喜び、伝えたいメッセージなどを熱く語っていただきます。
◆主催:NPO法人 シニアボランティア経験を活かす会 ◆後援:JICA横浜
◆日時:毎月第3水曜日 15:00~16:45
◆タイトル:シニアの挑戦!! 国際協力の現場を語る
◆会場:JICA横浜 4Fセミナールーム+Web会議室(Zoom)
◆会費:無料
どなたでも自由に参加でき同時にZoomによるWeb会議も実施しますのでこちらへも参加できます。
会員以外の方でWeb会議への参加希望者は、
1.氏名 2.メールアドレス 3.「体験発表会参加希望」を明記の上、以下へメールをお送りください。
メール宛先:info@jicasvob.com Web会議に参加するための招待メールをお送りします。
赴任国/講演者 | タイトルと講演概要 | |
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![]() | 第193回 2月16日 (水) エクアドル・ コスタリカ・ ブラジル 松村繁満 | 「異文化理解から国際協力(ラテンアメリカ)」 JICAシニアボランティアとしてラテンアメリカ3か国(エクアドル、コスタリカ、ブラジル)で活動してきました。これらの経験から学んだ「ラテンアメリカの文化・風習」と現地の人々と共生しながら活動していく上での心構えなどについて紹介します。 |
![]() | 第194回 3月16日 (水) アルゼンチン 小鹿原 賢 | 「アルゼンチン剣士の真剣な眼差しに応える」 配属先であるブエノスアイレス日亜学院の剣道部の指導のみならず、アルゼンチン剣道連盟における指導及び国内剣道大会の審判や昇級昇段審査の審査員及び剣道セミナーの講師を行うなど、アルゼンチン剣道全体の発展のために活動を続けた。コロナ感染拡大により、私はアルゼンチンでの活動を中断せざるを得なかったが、お互いに剣を交え培った絆は固く、今でもZoomによる剣道遠隔指導を続けている。 |
![]() | 第195回 4月20日 (水) ドミニカ共和国 森 裕美 | 「「愛」が大切 」 2020年4月~2021年3月までドミニカ共和国のリハビリセンターで作業療法士として活動しました。そこで得たものは、人とのつながりを大切に、協力して生きていく現地の人の姿でした。時には、価値観の違いによるストレスや計画的に進まない活動に限界を感じることもありましたが、帰国すると全てが懐かしく、意味があるものだと思えました。この発表を通して、ドミニカ共和国を一人でも多くの人に知ってもらえると嬉しいです。 |
![]() | 第196回 5月18日 (水) ウズベキスタン 臼田直哉 | 「シルクロードの親日国で」 2015年~2017年まで中央アジアのウズベキスタンに赴任。大学で国際会計基準を講義することが要請事項でしたが、いざ現地に行ってみると色々なことがありました。趣味の音楽を通じて行った国際交流、学生の実家での華麗な結婚式、同僚の教師の実家訪問など。またキルギス、カザフスタン、アゼルバイジャン、ジョージア、ロシアなど任国外への旅行。民間外交を体現した2年間についてお話します。 |
![]() | 第197回 6月15日 (水) コンゴ民主共和国、ペルー、バングラデシュ 工藤 巌 | 「ボトムアップ方式による国際協力」 60年前のアメリカ農業研修を起点として、JICA発足以前から世界再造の一環として海外農業開発専門家として、アフリカ・アジア・中南米など世界22ケ国の農業開発経験、「ボトムアップ方式による国際協力」の内、3ケ国について私なりの心構えなどについてお話しします。 |
「多様性あふれる世界~思い描く未来を語ろう~」
今回は新型コロナ感染症の拡大を踏まえ、リアルとオンラインのハイブリッド形式で開催されました。当会は以下のように教育職業訓練分野のオンラインブースに出展し、主催者サイトのトップページからのリンクにより当会のサイトを訪れていただき、会の活動内容に触れていただきました。
リアル会場は東京国際フォーラムで、ミルクボーイなどの人気芸能人も参加し、会場の雰囲気を盛り上げてくれました。リアル会場、オンライン会場、合わせて1万人以上が参加される大盛況となり、国際協力の現状や必要性などについての理解と認識を深めてもらえたことと思います。
「SDGsよこはまCITY」はICTを活用した、未来志向で、より持続的なアプローチにより横浜・神奈川のSDGs・国際協力・多文化共生を推進させるための新しい時代のプログラムです。
イベントの詳細は主催者のサイトhttp://sdgs-yokohama-city.orgを参照してください。
◆日時:2022年2月20日(日)10:00~12:15
◆テーマ:「シニアの挑戦!! 国際協力の現場を語る(海外での体験をSDGsの観点から紹介)」
◆会費:無料
◆会議方式:リモート会議(Zoom使用)
◆多くの皆様のご参加ありがとうございました
赴任国/講演者 | タイトル/講演概要 | ||
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10:00~10:45 メキシコ チリ コロンビア 浦木 仁 | ![]() | 「ラテンアメリカ3ヶ国での国際協力と文化」 メキシコ、チリ、コロンビアで企業の生産性向上の為、実践的改善活動を指導、展開してきた。日本の安全文化も導入し、「改善を自主的に継続できる組織を作る」を目標に持続可能な組織作りを進めたが、各国共に集団で考える文化がなく、多くの工夫を必要とした。活動を通して、3か国の国柄や文化の違いを体感したので、国際協力とSDGsを中心に、地球の裏側の異文化を仕事、生活を通して具体的に紹介します。 | ![]() |
10:45~11:30 ネパール 高知尾明彦 | ![]() | 「ネパール人にとっての日本語学習」 ネパールの首都カトマンズで2年間生活し、その間に日本語学校を訪問しては先生達や学習者達に日本文化紹介をしたり、日本語学習の目的を聞いたりしました。帰国後もフェイスブックで交流を続けるとともに、多文化共生ラウンジの日本語教室で外国につながる小学生に日本語指導をしたり、小学校や中学校でネパールから来日した子ども達の取り出し授業をしたりしています。そうした私の活動を通して考えたことをお話したいと思います。 | ![]() |
11:30~12:15 アルゼンチン 徳竹光江 | ![]() | 「健康と福祉のSDGs」 敗戦後の混沌とした日本、戦災孤児、戦争による傷病者・障害者、失業者への福祉法を制定したのが今日の社会福祉の基本体型となっています。福祉は社会の変化に応じて変化し、医療保険が増大した高齢化社会には介護保険法が施行され、介護の社会化や健康寿命を伸ばせるよう介護予防に取り組んでいます。福祉は健康と共にあり種々と大きく連携。自助、共助、公助、共生する社会。日本と任国アルゼンチンの話を交えてご説明します。 | ![]() |
司会 アルゼンチン 井坂 敏之 | ![]() |
「SDGsよこはまCITY冬」の講演会概要はこちらの開催案内を
ご覧ください。ダウンロードもできます
「SDGsよこはまCITY冬」講演会開催案内
「SDGsよこはまCITY」とはICTを活用した、継続的にSDGs・国際協力・多文化共生を促進するための新しいしくみです。
本イベントの主催者「よこはま国際協力・国際交流プラットフォーム(よこはまCplat)運営委員会」は、「よこはま国際フェスタ(1997-2019年)」、「よこはま国際フォーラム(2010-2020)」等、横浜でSDGs・国際協力・多文化共生をテーマにするイベントを毎年開催してきました。
「SDGsよこはまCITY」は未来志向で、より持続的なアプローチにより横浜・神奈川のSDGs・国際協力・多文化共生を推進させるための新しい時代のプログラムへとステップアップしました。
イベントの詳細は主催者のサイトhttp://sdgs-yokohama-city.orgを参照してください。
◆日時:2021年11月20日(土)10:00~12:15
◆テーマ:「シニアの挑戦!! 国際協力の現場を語る(海外での体験をSDGsの観点から紹介)」
◆会費:無料
◆会議方式:リモート会議(Zoom使用)
多くの皆様のご参加ありがとうございました。
講演会の模様は以下のYouTubeにアップロードしましたのでご覧ください
SDGsよこはまCITY秋(YouTube)
次回は2022年2月20日(日)に開催予定です。ご期待ください。
赴任国/講演者 | タイトル/講演概要 | ||
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10:00~10:45 ラテンアメリカ3ヶ国 松村 繁満 | ![]() | 「異文化理解から始まる国際協力」 エクアドル、コスタリカ、ブラジルで品質管理・生産性向上の職種で活動してきた。いずれもSDGs開発目標9「産業と技術革新の基盤作り」への支援である。この体験談では「ブラジルでの活動」とこれらの経験から学んだ「ラテンアメリカの文化・風習」と「現地の人々と一緒に活動していく上での心構え」などについて紹介します。 | ![]() |
10:45~11:30 キルギス 松田 信治 | ![]() | 「キルギスの視覚障害者を支援して」 キルギスは旧ソビエトから独立し、議会制民主主義の道を辿っているが、障碍者に対する社会福祉は十分ではなく、わずかな年金と多少の支援で彼らの生活は苦しい。私が所属したNGOキルギス視覚聴覚障害者協会も多くの財政難で十分な障害者支援はできていない。私はそんな視覚障害者の若者の自立支援のために伴走練習会を立ち上げてマラソン大会開催の手助けをした。その時の若者が自らNPOを立ち上げ、視覚障害者自立の活動をしている。 | ![]() |
11:30~12:15 タイ、マレーシア等 米田 健一 | ![]() | 「世界が発展していくためのSDGsと国際協力」 今後世界が発展していくための持続可能な開発目標(SDGs)を説明後、 ①タイでJICAシニアボランティアとしてのSDGs活動及び②マレーシア、ベトナム、スリランカでのSDGs活動を通じて、例としてどのようなことができるかを紹介し、皆さんと一緒にできる国際協力を考えてみましょう。 | ![]() |
司会 アルゼンチン 井坂 敏之 | ![]() |